Apple減収
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- 2016/07/27(Wed) -
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ポケモンGOの世界的ヒットによって、Appleは今後1,2年で30億ドル儲かると報じられました。
ゲーム内の有料アイテムをiPhoneから購入した場合、その売り上げの30%がAppleに入るからです。 しかしそのことよりも、本業のApple製品の売り上げの方はどうなってるのか。評価は二転三転しています。 昨日Appleが発表した4〜6月期の販売実績が、2期連続減収であったことを受けて、株価が下がりました。 前年同月比で、iPhoneは15%、iPadは9%、Macは11%の、それぞれ減少でした。とくにiPhoneで顕著です。 AppleはiPhoneの発売によって、実質的に新しいカテゴリーの製品を市場に送り出しました。 世界中の多くの人々が興味を示し、あるいは熱狂し、爆発的なヒット商品になりました。 しかし、他社が追随し、商品の層が厚くなって価格帯も広がれば、Appleのシェアが奪われるのは当然です。 ただし、その減収額が市場予想よりはマシだったことから、株価はその後また上がりました。 今度はそれを受けて、Appleへの部品供給を行っている日本企業も株価が上がり、日経平均も上がりました。 「業績不振だけどそれほど悪くもない」という評価は、Appleを期待しすぎない態度の表れかもしれません。 私はいちいち一喜一憂していませんが、それでも絶頂期を過ぎたAppleの今後が、気になります。 ポケモンGOによる「臨時収入」が、景気づけになればよいのですが。
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