4月生まれはBダッシュ
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- 2016/09/20(Tue) -
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B型肝炎ワクチンの定期接種が、10月1日(土)から始まります。
予診票がなかなか届かないので、本日医師会に問い合わせたところ、「いま送るところでした」との返事。 B型肝炎ワクチンは、全部で3回接種します。その接種間隔は、次のように規定されています。 (1)1回目と2回目の間隔は27日間以上(4週間後に接種可能) (2)1回目と3回目の間隔は139日間以上(20週後に接種可能) 10月1日から接種を開始すると、3回目は2月18日から接種可能という計算になります。 定期接種の対象は、今年4月生まれ以降の、0歳のお子さんです。 誕生日の141日前までに接種を開始しなければ、3回目の定期接種ができなくなります。 たとえば4月1日生まれの場合は、11月11日に接種を開始すれば、ギリギリセーフです。 体調不良など諸事情あって、3回目の接種が遅れ、未接種のまま満1歳になってしまう方も出てくるでしょう。 この場合、3回目の接種は任意接種となり、有料です。国による救済措置はありません。 厚労省のQ&Aには、次のように明記されています(一部字句改変)。 Q「1歳までに3回目の接種が完了しなかった場合、保護者等に対して3回目の任意接種を勧めるべきか」 A「保護者には十分なスケジュール管理をしていただき、1歳に至る前に3回接種を完了することが重要です」 かみ合ってませんね。つまりこうです。 Q「1歳までに3回終わらなかったらどうする?」→A「1歳までに3回終わることが重要です」 国は、臨機応変なことはしてくれません。定期接種対象者は、10月に入ったら早めに接種を開始しましょう。
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