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うるう秒
- 2012/03/23(Fri) -
「うるう秒」の7月挿入が決まりました。3年半ぶりです。
このまえ「うるう年」のことを書いたばかりなのに、どこまで「うるう」が好きなんですか、とつっこまれそうな話題です。


時刻というものは本来、人の生活リズムの根幹となる太陽の運行、つまり地球の自転によって決めるものです。
ところが厳密に計測すると、地球の自転周期がふらふらしている。
そこで、原子時計で「時間を再定義」し、世界中に複数設置されている原子時計のの平均時刻をもって、「国際原子時」が定められたわけです。50年以上前のことです。

原子時計は、ひたすら正確に時を刻んでいるのですが、一方で地球の自転周期は、だんだんと長くなっている。
そこで、ときどき「うるう秒」をはさんで時刻を遅らせて微調整する必要が出てきた。
このようにして修正されたものが世界標準時(「協定世界時」)です。

現時点で、協定世界時はすでに、国際原子時よりも34秒遅れているとのこと。
今年の7月1日の午前9時(日本時間)からは、これが35秒遅れになるわけです。


私の疑問は、うるう秒の頻度です。
70年代から90年代までほぼ毎年挿入されていたのに、1999年以降は現在までたったの2秒だけ。
潮汐摩擦がおもな原因とされる、地球の自転周期の遅れは、理論上は遅くなる一方のはず。
なのにうるう秒の頻度が減るのはなぜなのか。
自転速度の遅れを減らす因子が作用しているとすれば、それは何なのか。

マントル対流の影響? 私の知識ではよくわかりません。
人工衛星打ち上げの影響? たいてい東向きか南北向きに打ち上げられているそうなので、自転を遅くすることはあっても速めることはなさそうです。
ただしイスラエルだけは、人工衛星を西向きに打ち上げているとのこと。どうやらこれが怪しい。

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