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超過勤務過労死問題
- 2016/10/20(Thu) -
電通の女性新入社員が、過労自殺した件が、波紋を広げています。そのような事例が、世の中に多いからです。

最初におことわりしておきますが、長時間労働を肯定する話ではありません。
人を死に追いやるような労働環境は、どのような理由があっても正当化はできません。
過労死には、職場個別の原因があるだけでなく、長時間労働を肯定する日本全体の問題があるようです。

残業が月80時間の「過労死ライン」を超える職場は、日本には当たり前のようにあります。

前にも書いたように、私が市民病院に勤めていた頃、残業時間は月100〜200時間でした。
しかし当時は、仕事の使命感や充実感が、残業の精神的肉体的ストレスを凌駕・払拭していました。
一方でその前に勤めていた大学病院での、月200時間以上の残業には、強いストレスを感じていました。

同じ時間働いても、その勤務内容や職場環境、自分の立場や意識が、ストレスの有無に大きく影響します。

学生時代、学園祭の前の数日間は、不眠不休に近い準備作業をしていましたが、とても楽しかった。
むしろ「ハイ」でした。おそらく脳内麻薬が出ていたのでしょう。疲れを知らない体でした。

手術中にも、多くの外科医がハイになっているはずです。そうでなければ、外科医などできません。
しかし私の場合、執刀医のときはそうでも、助手の時は、やや苦痛のこともありました。

だれにとっても、1日は24時間です。仕事以外の時間の過ごし方が、楽しいかどうかはわかりません。
つまらない仕事が8時間よりも、楽しくてたまらない仕事16時間の方が、はるかに幸せです。
残業時間がどうだと言う前に、仕事をいかに楽しく、やりがいを持たせるか、それがいちばん大事です。
労働が正当に評価されているか、苦労がねぎらわれるか、成果が報われるか、そのことの方が重要です。

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