敵失で増収?
|
- 2016/10/27(Thu) -
|
日本で「Apple Pay」が始まった一昨日、Appleが7〜9月期決算を発表しました。
それを受けての昨日の日経記事が、紆余曲折しています。電子版の見出しを、時間順に書くとこうです。 5:54付 「アップル、7〜9月19%減益 iPhone販売減」 9:36付 「アップル、7〜9月期も減益 強気計画に不透明感」 10:18付 「アップル、1年ぶり増収 10〜12月3%見通し」 23:21付 「アップル、敵失で10〜12月増収へ サムスン発火」 同じ決算発表を聞いて、10〜12月の見通しを、はじめは不透明と言い、42分後には好評価に転じています。 日経は、IT系については、かなり掘り下げて迅速に報道しますが、いわゆる「飛ばし記事」も目立ちますね。 「敵失」っていう表現も、人聞きが悪いです。サムスンの問題が、Appleには多少のプラスであるにしても。 たしかに、スマホシェア1位のサムスンが、2位のAppleを引き離そうと焦り、墓穴を掘ったということです。 しかしサムスンが失うであろうシェアを奪うのは、Appleとは限りません。多くのメーカーが狙っています。 iPhoneでさえも、「出火した」とか「爆発した」などという事例が、わずかですが報じられています。 これは炎天下での高温の車内であったり、ポケットに入れて自転車で転倒したケースのようです。 いずれも、リチウムイオン電池に強い衝撃を与えたための事故と思われますが、それでもヒヤッとします。 ボーイングの航空機のバッテリー出火問題もそうでしたが、IT化がどんどん進むなかで、電池は鬼門ですね。
|
コメント |
コメントの投稿 |
| メイン |
|