人工知能が新発見
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- 2016/11/07(Mon) -
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「宇宙の謎の解明に、人工知能(AI)が迫ろうとしている」という新聞記事が、目に付きました。
暗黒物質の検出を目指している、欧州合同原子核研究機関(CERN)での話です。 膨大な実験データを、AIの力で解析すれば、ノーベル賞級の発見が期待されるとのこと。 しかし、データをAIに渡し、暗黒物質の存在を立証してくれるのを待つというのでは、いかにもAIに丸投げ。 当然、研究者には、「どうなんかなあ、それって」という思いもあります。 AIは単なるコンピュータではありません。自分で学習して、賢くなって、結論を導き出します。 ひらめきも偶然も、AIの守備範囲のうちです。だから飛躍もあれば発見もある。人間と同じ。いや人間以上。 AIが何かを新発見したとき、それを人間が発見したと言えるのか。それはたしかに疑問です。 2045年には、AIが人知を超える「シンギュラリティ」を迎えると言われています。 もはや人間がAIに太刀打ちできなくなる。いわゆる「2045年問題」です。 人間には、創造力があるが、AIにはそれがない、というのは間違いです。 所詮、人間が考えることなど、脳細胞における生化学反応と電気生理学的活動の、結果に過ぎません。 だからやがて、AIが人の脳を凌駕することは、時間の問題です。 シンギュラリティの先って、想像もつかない世界かもしれません。 ほとんどのガンが、根治できる時代になるかもしれません。感染症など、無くなるかもしれません。 医者は何をすればよいのでしょう。
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