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医師の飲酒
- 2016/11/11(Fri) -
危篤患者のもとに駆けつけようとして酒気帯び運転し、現行犯逮捕された対馬の県立病院の男性医師の件。
本来であれば懲戒免職のところ、長崎県は今週、男性医師を停職7日にしたと発表しました。温情処分です。
今でも、そのような大岡裁きがあるんだ、と思った次第。

飲酒後すぐの運転なら論外ですが、飲酒の6時間後の運転だったという点が、他人事ではありません。
自宅で飲酒して、寝て、夜中に病院から呼び出されたとき、大慌てで車を運転するのは、あり得る話です。
そのような場合おそらく、呼気中のアルコール量は、酒気帯びに相当するでしょう。

かつて、年に2,3回は、私にもそのようなことがありました。もちろん、ずっと昔の話です。
病院への急行中に事故を起こしたり、まして人を死なせるようなことがなくて、本当に幸いでした。
これは絶対にしてはならないことです。酔いが残ってたらタクシーを使うというのが、いまでは常識です。
厳密に言うなら、夜の飲酒量によっては、その後8時間とか10時間は運転はすべきではありません。
深酒をしたら、翌朝は車で通勤できなくなると考えた方がよいでしょう。

昔、夜中に呼び出されて緊急手術を行った某医師が、手術執刀中に、酔ってマスクの中に嘔吐したそうです。
その話を研修医時代に、先輩の武勇伝として聞きましたが、今なら眉をひそめる話です。
とは言うものの私も、患者急変で呼び出されて、慌てて駆けつけた病棟で嘔吐したことがあります。

運転に限らず、酩酊状態での診療自体も、避けるべきです。
となると、いつでも夜中に呼び出される可能性のある医師は、理論上、飲酒できないということになります。
そのような職業、職場を選んだのなら、しょうがないのかもしれませんが、厳しい話です。
当直医任せにするのをヨシとしない、昔気質の医師であるほど、そのような自縄自縛に陥ることになります。
さいわい今の私は、夜中に病棟などに呼び出される可能性がないので、飲酒もほどほどにできています。

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