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地震と原発と冷却
- 2016/11/23(Wed) -
昨日の福島県沖の地震と津波。どうやら、大きな被害は出なかったようです。
しかし、原発の核燃料貯蔵プールの冷却が止まったことは、原発の怖さを思い出させるには十分でした。

また福島第一原発かと、最初は思いましたが、そうではなく、まったく健全・頑丈なはずの、第二原発でした。

東電の説明では「冷却水が漏れたのではなく、地震によって液面が揺れ、ポンプが自動停止した」とのこと。

異変が起きたらまず停止して安全確認、という設定なのでしょうけど、ポンプ停止と聞くと心配になります。
停電によって冷却が止まって起きた福島第一原発の事故を思うと、冷却停止という言葉には恐怖さえ感じます。

点検して異常は無かったので、ポンプの「再起動」をかけた、とのこと。
詳細は不明ですが、原発の職員が実際に貯蔵プールを点検して確認した、ということでしょうか。

じゃあもしも、放射能が漏れていてプールに近付けず、なかなか点検ができなかったら、どうしたのでしょう。
点検できるまで、ポンプは止めっぱなしですか。水温がどんどん上がりませんか。水位も下がり始めますよ。

いよいよ危険になれば、たとえプールの点検ができてなくても、ポンプは再起動することになるでしょう。
結局、プールがどういう状況であれ、冷却ポンプを止める理由はないのでは?・・・シロウト考えですけど。

東電の方、そこら辺の疑問を、国民が安心できるように、わかりやすく説明してくれませんかね。

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