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HPVワクチンに追い風?
- 2016/11/25(Fri) -
そろそろ再開しないと、日本人女性の命にもかかわる「HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)」の件。
副反応とされる「運動障害」や「慢性疼痛」については、多くの方が次のいずれかに属する考え方でしょう。

(A)ワクチンによる副反応とは言えない。早くHPVワクチンの接種を再開すべきだ。
(B)ワクチンによる副反応かどうかは明確でない。他国と同様に、日本も接種を行うべきだ。
(C)ワクチンによる副反応が疑われても、子宮頸がん予防のメリットの方が重要であり、接種すべきだ。
(D)ワクチンによる副反応が疑われるので、さらに検討を続けるべきで、それまでは接種は控えるべきだ。
(E)ワクチンによる副反応であることは明白。接種すべきではない。

厚労省が取り組んできた研究事業のうち、「池田班」の研究成果に対して、厚労省が昨日見解を発表しました。
信州大の池田教授による「HPVワクチンを接種したマウスで異常な変化があった」とする報告に対してです。
この池田報告は、ワクチンの副反応を示唆する、重要な情報でしたが、ねつ造疑惑が出ていました。

厚労省が昨日発表したのは、信州大学が調査して公表した以下の内容です。かみ砕いて書くと、こうです。
(1)マウスの実験は、1匹だけで行った予備実験なのに、センセーショナルに公表して誤解を招いた
(2)その結果、実験結果が科学的に証明された事実のように受け取られ、マスコミが喜んで報じた

池田班研究は、前述した(D)から(E)に相当する反ワクチン世論を形成しかねない、重大なものでした。
しかしそれが、信州大の調査によって、科学的には事実無根と判明し、厚労省もすぐに発表したわけです。

厚労省は最初、(D)の立場で積極的勧奨接種を中止したのですが、最近は(B)に向かおうとしています。
「不適切な発表により国民に対して誤解を招く事態となった」と厚労省は、池田氏を名指しで非難しています。
接種再開の理由作りに悩んでいた厚労省ですが、池田氏の問題をきっかけに、やっと動き出すかもしれません。

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