レバ刺しと屋台
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- 2012/04/04(Wed) -
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厚労省の審議会の部会が、レバ刺しを禁止とする意見をまとめました。
一方で福岡市の研究会は、屋台の新規参入を認める提言を行いました。 前者は食品の安全性に重点を置いたものであり、後者は消費者の利便性を考慮した判断でした。 全国的にも有名な福岡の屋台は、以前から食品衛生や環境衛生の面で、問題が指摘されています。 しかし屋台はすでに、食文化としてのジャンルを築いています。 観光客の定番スポットでもあり、福岡市の観光資源にもなっています。 現経営者に限って「一代限り」で営業を認めているのは、福岡市の「温情」でしょう。 今回の提言は、それをさらに進めたもの。新規参入への道も開けてきました。 衛生・環境面等で、きちんとした配慮をすれば済むことなので、市長の名裁きを期待します。 ひるがえってレバ刺しです。 全面禁止などというものは、事なかれ主義の役人の、責任回避策としか思えません。 ワクチンの副作用を恐れるあまりに、予防接種を停滞させてきた、厚労省らしいやり方です。 彼らは、食文化や商業へのマイナス面には責任を感じないようです。管轄ではないのでしょう。 しかし闇レバ刺しが横行することにでもなれば、消費者にとっては危険。厚労省の責任です。 どのように規制したら消費者の安全を確保できるか、それ考えることこそ、キモでしょう。 |
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