孫の手
|
- 2016/12/10(Sat) -
|
「4年以内に、500億ドルを米国に投資し、5万人の雇用を米国に創出する」
ソフトバンクの孫正義社長が、米国でトランプ氏と電撃会談した際に、このように約束しました。 それを報じる新聞の見出し「孫社長の先手」という文字面から、「孫の手」を連想したのは私だけでしょうか。 ちょっと前まで引退をほのめかしていた孫社長ですが、ここにきて、かなり激しくやる気になってます。 しかし、今日私が書きたいのは「シンギュラリティ」のことではなく、孫の手の話です。 あの棒状の、しばしば竹製で民芸調の、背中を搔くやつ。どこのご家庭にもあるでしょう。ないですか。 わが家には、トイストーリーのキャラクターのものがあります。 しかしその孫の手が、なかなか痒いところに届かないのです。たぶん、先端が尖ってないからでしょうね。 痒いところはまず、いったん、痛いぐらいに強く搔きたいもの。それには通常の孫の手では力不足なのです。 で、私が作ったのは、市販の孫の手の先に、使い古した歯ブラシをくくりつけた、専用の背中搔き道具です。 痒いところにピンポイントで孫の手先が届きます。皆さんもぜひ、作ってみてください。 とは書きましたがこの季節、乾燥肌を掻いてますます痒くなり、傷だらけになって来院される方が多いです。 外用薬(保湿剤など)と内服薬(抗ヒスタミン薬)を処方しますが、皮膚を搔かないことがなにより大事です。 ひどい状態になる前に、(孫の手を工夫する暇があったら)、早めに治療を開始した方がよいでしょう。
|
コメント |
コメントの投稿 |
| メイン |
|