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ブラック企業大賞
- 2016/12/24(Sat) -
今年の「ブラック企業大賞」を、電通が受賞しました。それをNHKが大きく報じたので、話題になってます。
電通以外のノミネート企業の中には、日本郵便とか、ドン・キホーテ、関西電力、佐川急便などがあります。

過労死(自殺以外にも病死や事故死あり)や、悪質な労基法違反が、各社のノミネート理由のようです。
もちろんこれらの企業は、氷山の一角。同様の会社が山ほどあることを、誰もが知っています。

今夜NHKで、長時間労働の問題点と解決策を話し合う討論番組(NHKスペシャル)がありました。

「労働時間よりも生産性だ」という考え方が、従来から言われている解決策のようです。
「顧客からの不規則な要望」や「無制限のサービス」に問題がある、という意見も出ていました。
番組では、従業員の残業につながる受注を断って残業ゼロを達成した、福岡のある企業を紹介していました。

一般企業はともかく、医療業界とくに病院勤務医、なかでも外科医の過重労働は、そう単純ではありません。

「顧客からの不規則な要望」を外科医で言うなら、「急病患者からの不規則な手術依頼」ということです。
「無制限のサービス」は、「手術が終わって術後状態が安定するまでの無制限の診療」ということです。

この分野において、生産性だとか残業ゼロを優先させたのでは、誠心誠意の診療活動はできません。

朝まで働いたら翌日は午後出勤でよい、という「勤務間インターバル制度」を、番組で紹介していました。
しかしその制度を病院で採用したら、緊急手術の翌日の予定手術は、すべてキャンセルになってしまいます。

残念ながら番組では、病院や官庁という、隠れた大物ブラック企業の話が、まったく出てきませんでした。
次はぜひ、病院勤務医の長時間労働問題に、鋭く切り込んでほしいものです。

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