ギックリ診療
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- 2017/01/25(Wed) -
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人生には、3つの坂があるといいます。「登り坂」、「下り坂」、「まさか」。
震災の時に、このようなたとえ話を聞いて、結婚披露宴でよく聞く「3つの袋」の話を思い出しました。 今朝、イスから立ち上がり(登り)、また座った(下り)その瞬間に、まさかのギックリ腰です。 しばらく激痛に悶絶し、心を静めてゆっくり立ち上がると、なお痛い。痛すぎてもう、座れない。 歩き始めるとさらに痛み、かといって止まるのも痛くて、しばらくウロウロしながら、ゆっくり減速し停止。 前回のギックリ腰のときに使ったコルセットの存在を思い出し、探し出し、装着。多少いいか。 這うようにして出勤したものの、痛みのために動きが緩慢で、何をやっても時間がかかる。 膝を曲げ、尻を後ろに突き出し、腰は伸ばして、上体は前傾させ、そろそろ歩く。猿人のような体位です。 昼休みにダッシュで近所の整形外科に行き、レントゲンやら何やら検査して、処方を受け、仕事に戻りました。 いわゆるギックリ腰なのでしょうが、運動不足や加齢によるさまざまな増悪因子もありそうです。 鎮痛剤と湿布とコルセットに頼り、猿人スタイルで、なんとか夜まで診療を続けることができました。 急性期の今日は入浴しない方が良いのか、いや、風呂で腰を温めて、血流を改善した方が良いに違いない。 そう思って、敢えて熱めの風呂にじっくり入りました。どうやら、間違いではなさそうです、今のところは。 今日からしばらく、禁酒することは言うまでもありません。昨夜開栓したワインは、料理用となりました。
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