副大統領が上院議長
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- 2017/02/08(Wed) -
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米国副大統領が上院議長を兼務していることって、常識なんでしょうか。恥ずかしながら私は今朝知りました。
米上院で賛否が50対50と割れた採決で、議長決裁票を投じた上院議長こそが、ペンス副大統領だったと。 このことによって、長年の私の疑問が解決しました。それはつまり、大統領権限継承順位です。 順位は17位まで決められていて、何があっても誰かが大統領を引き継ぐ体制になっているようです。 『24 -TWENTY FOUR-』などのドラマや映画で、私は大統領権限継承の瞬間を何度も目にしてきました。 大統領職を引き継いだ副大統領が、すぐに殺害されて、下院議長が大統領に就任した映画もありました。 でも、副大統領の次がどうして上院議長じゃなく下院議長なのか。ずっと疑問だったのですが、今朝解決です。 じゃあ、大統領と継承順位17位までが全員、テロで死んだらどうするんだ、とアホなこと考えてしまいます。 ところが、すでにそのことも考慮されているようで、さすがアメリカ。恐れ入ります。 18人全員が、同時に連邦議会議事堂には集まらないようにして、誰かが生き残るようにしているそうですね。 大規模なテロが起きて、順位が終わりの方の閣僚が大統領になる、なんてことが、ドラマになったりします。 『サバイバー: 宿命の大統領』は、キーファー・サザーランド演じる下っ端閣僚が、大統領になる話とか。 あれだけ国家に尽くしたジャック・バウアーなんだから、もう大統領になったって、いいでしょう。
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