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「積もる」のアクセント
- 2017/02/10(Fri) -
雪のニュースを聞くたびに、どうしても気持ち悪くてしょうがないのが、「雪が積もる」のアクセントです。
NHKも民法も、示し合わせたように、私を不快にさせるアクセントで「積もる」と繰り返すのです。

その気持ち悪いアクセントというのが、「走る」や「見える」と同様に「低高低」と発音する「中高型」です。
ところが、「NHK日本語アクセント新辞典」によれば、そのアクセントが正解だと。
はい、予想も覚悟もしてました。おそらく中高型が正しいのでしょう。でも私は納得がいきません。
いったいいつから、そのようなアクセントになってしまったのか。こう思うのは私だけでしょうか。

ためしに金田一春彦の「新明解日本語アクセント辞典」を見ると、「積もる」は「平板型」じゃないですか。
これは「止まる」とか「決める」と同じアクセント。これですよ、私が納得できるのは。
ただし金田一辞典は、標準アクセントを平板型とする一方で、新しい傾向だとして中高型も並記しています。

どうやら、アクセントの「中高化」が起きているようです。
以前、「重い」や「赤い」のような、形容詞の中高化問題について書きましたが、動詞も同じ傾向のようです。
2014年発行の金田一に対し、NHKは2016年発行。
「積もる」はすでに、平板型から中高型への移行が、ほぼ完了したようです。残念でなりません。

名詞の平板化が進む一方で、動詞や形容詞は中高化するというのは、いったいどういう理屈なんでしょうね。

調べてみたら、昨年のNHKのフォーラムで、その理由を解説した記事を見つけました。
文末は抑揚を下げて終わる流れがあり、文末に来やすい動詞や形容詞は、最後を下げる中高化が進んだと。
たしかに日本語の文って、最後はトーンが下がって終わりますけど、理由はそれだけなんでしょうかね。

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