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きざみのりが犯人
- 2017/03/01(Wed) -
立川市で1,000人以上の食中毒を出した原因が、某メーカーが製造した「きざみのり」だと判明しました。
未開封の製品からノロウイルスが検出されたといいますから、これはもう、間違いなくクロでしょう。

おまけに、先日の和歌山県御坊市の食中毒事件でも、この製品が使われていたことまで明らかになりました。
調理場の工夫と意識改革が必要だと前には書きましたが、訂正します。給食室の問題ではなかったのです。

驚くことは、いろいろあります。
まず、たったひとつのメーカーの製品が、全国各地に大規模な食中毒を引き起こしたということ。
しかもノロウイルスとは無縁とも思える乾物に、ウイルスがしっかり長期間残留していたというのも衝撃的。
海苔は食べる前に加熱しないことも多いだけに、今後どのように対処すべきか、難しい問題となりました。

給食できざみのりを振りかけた親子丼を食べて、一番早いケースでは、翌日午前1時に発症したようです。
つまり潜伏期約12時間。これはノロウイルス感染にしては異常に早い。教科書を書きかえる必要があります。

食中毒と言えば、実は今朝、嘔吐症状を訴える複数のお子さんが、当院を受診しました。
同じ保育園に通っているお子さんたちです。同園では他にも多数、同様の症状のお子さんが出ているとのこと。
園内で園児たちが特定の食品を食べた直後から、一斉に症状が始まったということが、とくに問題です。

とても短時間で発症しているので、ノロウイルスなどの感染型ではなく、毒素型食中毒と私は睨んでいます。
現在、保健所が調査中です。園児たちの病状が軽くて済めばよいのですが。

(3月2日追記)
毒素型食中毒かと思っていた、当院近隣の保育園の胃腸炎は、その後も散発的に発症者が続いています。
どうやら、普通のウイルス性胃腸炎(感染性腸炎)だったようです。

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