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震災と温度差
- 2017/04/16(Sun) -
熊本地震の本震が起きたのは、1年前。4月16日の未明でした。
前震の夜から大量に放出されていた私のアドレナリンも、本震ですっかり枯れ果て、力が抜けてしまいました。
私や家族や自宅に致命的な被害がなかったことで、ひと安心したのかもしれません。

真夜中に、Facebookでクリニック職員の安否を確認。けが人はなさそうでしたが、皆さん大混乱です。
夜が明けてわが家の被害確認もそこそこに、むしろいつもよりも早いぐらいの時間帯に、私は出勤しました。
ともかく朝いちばんに、クリニックの状況を確認しようと思ったからです。

最初に建物の外観をざっと見た後、院内に入って真っ先に確認したのは、薬品保冷庫です。
さいわい停電はしておらず、保冷庫の庫内温度も正常でしたが、夜間に停電していた可能性はあります。
自宅では、本震の直後に数分間停電しました。それぐらいの時間なら、庫内温度は上がっていないはず。
もしも真夏で、停電時間も長かったら、生ワクチンはダメになっていたことでしょう。

次は、電話回線やインターネットや院内LANの接続確認です。
アナログ回線とは異なり、光電話はこういうときに弱いのですが、さいわい電話もネットもLANもOKでした。
しかし、電子カルテのサーバー機が破損していたほか、クライアント機もほとんどが床に落下していました。
そのいきさつは1年前に書きましたが、なんとか工夫して、サーバー機を交換することができました。

機器の再設定やソフトの再インストールなどは、電子カルテの業者と電話でやりとりしながら行いました。
でも電話口の向こう(=東京)では、こんな日にも平然と通常業務をしていることが、私には妙な感覚でした。
そりゃそうでしょうけどね。東日本大震災とは違って、熊本地震は東京には何の影響もなかったわけですから。
所詮、東京から見たら遠い九州の出来事なんだなあと、その温度差を思うとちょっと寂しくもありました。

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