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藤井四段20連勝の余談
- 2017/06/04(Sun) -
将棋の藤井聡太四段が、史上最年少でプロ棋士となって以来、デビュー戦から負けなしの20連勝中です。

ニュースを聞いていると、「四段」のことをいつも、「よんだん」ではなく「よだん」と発音しています。
「よだん」が正式な言い方なのかもしれません。でも私には「よんだん」の方がしっくりくるのですが・・・

NHKの「日本語発音アクセント新辞典(2016)」で確認してみると、
(1)階段などの段は、四段=「よんだん」
(2)段位のときには、四段=「よだん」

つまり、四つの段 “four steps” なら「よんだん」、四つ目の段 “fourth rank” だと「よだん」、てこと?
と思って辞書を引いたら、(2)は “fourth-dan rank” とか、 “fourth dan” などともありました。

それはともかく、日本語の数詞の発音は、難しいものです。
「一・二・三・四・五」は、音読みでは「いち・に・さん・し・ご」、訓読みなら「ひ・ふ・み・よ・いつ」。

ところが具体的にモノを数えるとき、音読みと訓読みが混在してくるからややこしい。
階段の段数なら「いち・に・さん・よん・ご」なので、「四」だけ訓読みです。
一般的に「四」の読みは、「し(死)」を避けたいためか、訓読みになることが多いですね。

「一人・二人・三人・四人・五人」だと、「ひと・ふた・さん・よ・ご」なので「一・二・四」が訓読み。
「一皿・二皿・三皿・四皿・五皿」では、「ひと・ふた・み・よん・ご」なので「一・二・三・四」が訓読み。
ただし伝統的には、「四皿」は「よさら」とも言うし、「五皿」は「いつさら」と言ったりもします。

「四」を「よ」とだけ読む言葉は、「四年」「四人」「四時」などあまり多くなさそうです。
「四」を「し」と読むものも「四角」「四分咲き」など少なく、「よん」と読むものが圧倒的に多いようです。

歴史的背景や変遷があるんでしょうけど、ホントにややこしい規則(または慣用)ですね。
日本人でもわかりにくいのに、日本語を学ぼうとしている外国人には、すごく難しいと思う。

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