スペシャルなエンジン
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- 2017/06/05(Mon) -
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Facebook等に勝手に現れる広告は、(1)興味が湧くもの、(2)興味がすごく湧くもの、に分かれます。
今朝はそれが、「Ferrari 458 Speciale(スペチアーレ)」という、私には無縁のスーパーカーでした。 まあいちおう、その動画広告を見ておきます。さらについでに、フェラーリのサイトも覗いておきます。 フィッシングサイトだと困るので、フェラーリの純正サイトから入ります。これ、常識ですね。 さて、なになに、0-100km/h加速が2.0秒だと。バケモノですか。エンジンは自然吸気のV8、出力605CV。 「CV」というのは、イタリア語 “Cavallo Vapore” の略。イタ車で出てくる「馬力」の意味ですね。 「PS」というのが、日本でもよく使われる馬力の単位ですが、ドイツ語 “Pferdestärke” が由来です。 これらはいずれも、フランス式の「仏馬力」を表しています。つまり、仏・独・伊は、同じ単位のグループ。 一方で、英米で使われているのが「英馬力」。 “horse power” を略した「HP」が使われます。 PSとHPは、ほぼ同じ意味なのに厳密には微妙に違い、数値は、PS>HP、となります。 最近の馬力表示は「kW(キロワット)」が使われることが多く、直感的にピンとこなくなってきましたね。 Ferrari 458 Specialeの、自然吸気、つまりターボなどの過給器なしで605CVという馬力は驚異的です。 排気量は4497mlなので、リッター当たり出力135CVという、まさにスペチアーレ (スペシャル) なエンジン。 昨年買い替える前の私の愛車も、リッター当たり137PSの高出力でしたが、それはツインターボ付きでした。 ターボで加給しまくって絞り出せる馬力を、このFerrariは自然吸気で達成してるところが、すごい。 フェラーリのサイトで、そのエンジン音を「大音響で」聞いてみると、これがまた、実にいいサウンド。 自然吸気の高性能エンジン車って、ドライブフィールも最高でしょうね。持ってる人がいたら乗せてください。
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