謝罪しながら反論する愚
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- 2017/06/20(Tue) -
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国会閉幕を受けて、記者会見した安倍首相。謝罪はしましたが、まだ不十分。ていうかほぼ逆効果でしたね。
とくに残念に思ったのは、次の発言です。 「印象操作のような議論に対してつい強い口調で反論してしまう私の姿勢が、政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省している」 反省して謝罪しているはずなのに、「印象操作のような議論」をふっかけられたと、自己弁護している点です。 謝罪するときは、見苦しい言い訳をすべきではありません。ひたすら誠実に謝るのみです。 ところがそれが出来ない安倍首相を、これまでに何度も目にしてきました。 たぶん、ひどい負けず嫌いなのでしょう。一方的に謝罪するだけでは、自分のプライドが傷つくのです。 そんなプライドが邪魔をして、結果的に自分の品格を下げていることには、気付いていないようです。 「つい反論」する姿も、よく見かけます。これも理由は同じこと。 もっと悠然と構えたらどうですか。ヤジを飛ばす総理大臣の姿など、みっともなくて見られたもんじゃない。 ムキになって反論するところは、トランプ大統領によく似ています。まさにあのレベル。 東京オリンピックまで続くだろうと思ってた安倍政権ですが、だんだん厳しくなってきましたね。 信念を持って、大きな事を成し遂げようとしてるんでしょうけど、何をやってもその、プロセスが悪すぎです。
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