なるべく定刻診療
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- 2017/06/24(Sat) -
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厚生労働省は来月から、午後8時に庁舎を一斉消灯・施錠する取り組みを始めるそうです。
「強制労働省」と揶揄されるほど、中央官庁でも断トツの残業時間で知られる厚労省が、まさかの荒行。 ただし、午後8時消灯を毎日実施できるはずはなく、月1回ですらなく、年に1回以上行う計画だと。はあ? 残業を減らして職場環境を改善したいのは、当院でも同じです。 そのために「どうやったら定刻に診療が終了できるんでしょうね」と書いたのは、ちょうど2カ月前のこと。 そこで連休中から、診療をできるだけ定刻の30分過ぎまでには終わるように、調整してみました。 具体的には、予約人数から診療終了時刻を予測して、あらかじめ、予約の受付を早めに終了したわけです。 定刻よりも前に予約受付を終了する。この当たり前のようなことを、じつは初めて私は実践しました。 それ以前は、診療がすべて終了した時点で予約受付も終了する、というスタイルだったのです。 なにしろ、夜遅くなっても診療の予約は断らない、というのが当院開院当初からの原則(ウリ)でしたから。 医者が院内にいるのに受付をお断りするなんてことは、厳密には医師の「応召義務」違反です。 しかし今後は、それもやむを得ません。応召義務よりも、過重労働の回避の方が、いまは重要なのです。 本心ではまだ心苦しいのですが、どうかご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
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