秘蔵のスコッチ
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- 2017/06/26(Mon) -
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ショットバーなどに(ごくまれに)行くと、壁の棚にズラッと、さまざまな色や形のボトルが並んでますね。
できれば壁がガラス張りで、向こうに夜景が見渡せるような高層ビルの店が、自宅徒歩圏内に欲しいものです。 さて、現実にはほぼ毎晩「家飲み」の私です。日頃はビール。たまにワイン。ただし庶民的な価格帯のもの。 数年前からウイスキーに目覚め、休前日にはスコッチとバーボンを交互に呑んだりしています。 最近ふと、わが家の納戸に高価なウイスキーが数本、眠っていることを思い出しました。 それらはバブル時代に、誰かからもらったか免税店で買ったような、いずれも名の知れた高級スコッチです。 以前はスコッチに興味が無く、でも高価な品なのでずっとこれまで、保管(秘蔵)し続けてきたのです。 その間に何度引っ越したことか。そのたびに、スコッチはうやうやしく梱包されて運ばれ続けてきました。 熊本地震のとき、その1本が床に落ちて割れ、家中にスコッチのスモーキーなフレーバーが充満したものです。 納戸の高級スコッチはどれも、いま通販で買えば当時(30年前)の2割程度の価格。まことにガッカリです。 さいわいウイスキーの良いところは、何年経っても劣化しない(はず)、ということ。 そこでこのたび、その秘蔵のスコッチを開封して飲むことにしたのです。 まず1本目。プラスチックシールを剥がしてコルク栓をねじると、見事にコルクがねじ切れてしまいました。 気を取り直して2本目。シールを剥がしてコルク栓をねじると、これまたねじ切れました。 コルクが劣化していたようです。そんなコルクは、うかつにねじってはならないことを、あとで知りました。 ねじ切れてボトルに残ったコルク栓をなんとか除去した苦労話は、また後日書くことにしましょう。 ウイスキーとは、飲まずに秘蔵するものではなく、ときどき開栓して味わってやらなければならないのですね。
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