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フリクションで軋轢
- 2017/07/10(Mon) -
子どもの予防接種の予診票を書くのが、けっこう面倒だという話を、先日書きました。
そこで来院後の手間を省くために、あらかじめ予診票を持ち帰っておき、自宅で書いて持って来る方もいます。
その場合は、来院したらすぐに、検温・診察、という流れになり、接種前の待ち時間が短縮できるのです。

ところが、自宅で予診票を書いて来るような準備の良い方に限って、「フリクション」で書いてきたりします。
例の、パイロットの消せるボールペンです。このペンで書かれた予診票は、残念ながら書き直しとなります。
せっかく書いてきたのに、どうにかなりませんか、みたいなことになり、親御さんとは多少の軋轢が生じます。
フリクションだけに。

改ざんを防ぐため、公文書にフリクションを使うことはできません。でも予診票はどうなんでしょう。
被接種者も医者も保健所も、予診票を改ざんする理由が見当たりません。
しいて言うなら、保健所が予診票を集計処理する際に、問題があるかもしれません。
スキャナを通して機械処理するときに、スキャナの内部が高温になっていたら、字が消えてしまうからです。

そこで実験です。フリクションで文字を書いた紙を、院内のコピー複合機に通してみました。その結果、
(1)通常のコピー → 変化なし
(2)通常のスキャン → 変化なし
(3)コピー用紙として使用 → 文字消失(すっかり消失)

コピー元の用紙に熱は加わりませんが、コピー用紙は加熱されるようです。トナー定着のためでしょう。
その紙を冷凍庫に入れたら、瞬時に文字がよみがえりました。その予想できた結果にも、あらためて驚きます。

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