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ムンプス難聴を防ごう
- 2017/10/31(Tue) -
「おたふくかぜ(ムンプス)に罹ると難聴になる危険があります。ワクチンで予防しましょう」
何年も前からずっと、全国の小児科医たちが叫び続けています。私もこれまでに4回、当ブログで書きました。

日本耳鼻咽喉科学会の調査で、昨年までの2年間に全国で300以上が難聴になったことがわかりました。
以前は、毎年千人がムンプス難聴になるなんて言ってましたが、多少は減ったにせよ、まだまだ多いです。

「おたふくかぜは予防するよりも、罹って免疫を付けた方がいいのでしょう?」という方が、いまだにいます。
「子宮頸がんは予防しなくても、罹ったら早期発見して手術すればいい」という考えにも似た、誤解です。

水痘が、ワクチンの定期接種化によって激減した今、罹って免疫を付けようという人は、ほとんどいません。
ほんの数年前までは、「水痘は罹った方が強い免疫が付くのでしょう?」という方が多数いたのに、です。

鍵を握るのはワクチンの定期接種化です。定期接種には、無料&国のお墨付き、という意味合いがあります。
しかし定期接種であるはずのHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)は、接種が完全に止まっています。
そのような不可解なことが起こり得る国なので、おたふくワクチンの定期接種化は、ハードルが高いのです。

日本の子どもたちの難聴を一刻も早く減らすために、ここは国が腹をくくるしかありません。
(1)早急に定期接種化し、しばらくの間は幅広い年齢層への接種も無料化または費用を助成すること
(2)副反応が問題になっても、それが欧米諸国と同程度と判断されれば、接種の勧奨を止めないこと

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