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推敲
- 2012/05/15(Tue) -
「推敲」は、故事成語の中でもあまりにも有名な言葉です。

「僧は推す月下の門」か「僧は敲く月下の門」かで悩んでいて、行列に突っ込んでしまった詩人。
「推す」よりも「敲く」の方が良いとのアドバイスを受けて、そちらを採用した、という話。

「敲く」の方が良い理由は、月下に音を響かせる風情がある、ということだったとされています。
しかし私は、「推」と「敲」を発音したときの音の違いは、選択基準にならなかったのだろうか、と思うのです。
韻文ではしばしば、その発音が重要視されるからです。

実際、私がブログ原稿を推敲するとき、内容以外に発音と外観にも、ちょっとこだわります。

(1)内容の推敲
内容を推敲するのは当たり前なので、詳細は省きます。

(2)発音の推敲。
前述の文で、「内容を推敲するのは当たり前なので、詳細は省略します。」とはしたくないです。
「詳」と「省」がどちらも「しょう」なので、読んでいて「くどい」からです。
同じ単語を繰り返さず、できるだけ同義語に置き換えるのは、推敲の基本だと思いますが、そうする理由も同じ。読んでいて「くどい」からだと思うのです。

(3)外観の推敲
長い文は、あまり好きではありません。パソコン画面で見て、美しくないからです。
行頭に同じ漢字が続くのも避けたい。
一行の文字数をぴったり揃えて長い文章を書いてみるとか、横書きの文章の行頭文字をつなげて縦に読んでみるとひとつの文になるとか、そんな実験的なブログも、いつか書いてみたいです。

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