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診療と病名
- 2017/11/21(Tue) -
貴ノ岩のケガや診断書の件は、新情報が次々に出てくるので、真相がよくわからなくなってきました。
リアルタムでブログを書くと間違った論評になりそうなので、しばらく経過を見ることにします。

診断書を書く以前に、医師は患者の病状や診断等について、患者本人に十分に説明しなければなりません。
また同時に、病状や検査結果や診断や治療内容について、記録を残さなければなりません。それがカルテです。
さらに、保険者に対しては診療の要点を報告し、診療報酬を請求します。これがレセプトです。

「のどが痛い」という人を診察して咽頭発赤があれば、「急性咽頭炎」などの診断を付け、薬を処方します。
「のどが痛い」という人ののどが赤くなくても、痛いと言うのであれば何らかの薬を(控えめに)出します。
後者の場合、問診すなわち患者の訴えに応じた処方であり、現症つまり診察所見によるものではありません。

今朝頭痛があった、昨日下痢した、ときどきめまいがあるなど、今現在は無症状という方も、意外と多い。
このような方に、少し様子を見ましょうと無処方にしてもよいですが、それでは杓子定規な対応ともいえます。
軽い頭痛薬を少し出しておきます、整腸剤を飲んでみましょうなどと、念のための処方を行う方が親切です。

そして処方を行った場合には、その根拠となる「傷病名」が必要です。「頭痛」とか「胃腸炎」などです。
このような、保険診療上の暫定的な傷病名が「レセプト病名」であり、しばしば大げさになりがちです。
検査を行うための「疑い病名」も含むので、患者さんには見せられないほど盛りだくさんになってしまいます。

件の診断書に多くの病名が記載されているのも、あるいはそのような医者のクセが原因かもしれません。

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