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伊方原発運転差し止め
- 2017/12/14(Thu) -
伊方原子力発電所3号機の運転停止を命じる仮処分を、広島高等裁判所が決定しました。
阿蘇山で巨大噴火が起きた場合、火砕流が原発に到達する可能性が小さいとは言えない」というのが理由。

わが熊本の阿蘇山が、遠く四国の原発にご迷惑ご心配をおかけするとは、申し訳ないです。

阿蘇の9万年前の噴火では、九州のほとんどが火砕流で埋まり、その範囲の生物が死滅したとされています。
もしもそんな事態になったら、私にとっては四国の原発事故どころの騒ぎじゃありません。たぶん死んでます。

その阿蘇の破局噴火までをも想定して安全を確保せよとは、広島高裁もずいぶん踏み込んでますね。
これは、火山の安全性審査で「過去最大の噴火規模を想定する」としている内規を考慮したものです。
なので次の噴火が前回よりも小規模だろうと想定する四国電力は、たしかに甘いかもしれません。

しかし数十億年の地球の歴史を考えると、たった9万年前の噴火が過去最大とは限りません。
それどころか、次の噴火が「過去最大規模」程度でおさまるという保証もありません。

さらに言うなら、日本中の火山が、阿蘇の過去最大級の規模以上で噴火する可能性すら、考慮すべきでしょう。
東日本大震災以来、わが国では「想定外」という言葉で防災の手抜きをしてはならないのです。

電力関係者の「(これでは)日本のどこにも原発が造れなくなる」という当惑の声が報じられています。
まったくその通り。ただし、造れなくて困ると思うよりも、造るべきではないと考えるべきかもしれません。

原発が火砕流に巻き込まれたときの惨状は、想像を絶します。
核燃料プールが壊滅すれば、燃料がすべて一斉にメルトダウンするでしょう。もう、考えたくもない事態です。
その意味では、原発が稼働中であろうとなかろうと、関係ないかも。じゃ、運転停止しても意味ないか。

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