乗ればデータの泉湧く
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- 2017/12/19(Tue) -
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「トヨタ走ればデータ湧く」 新聞(日経)の見出しです。
浪越徳治郎氏の有名なセリフ「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」をもじったものでしょうね、きっと。 トヨタが都内のタクシー500台に通信型ドライブレコーダーを載せ、車のデータと画像を集めるとのこと。 それをAIで解析して、たとえば渋滞情報を提供したり、配車アプリを開発したりするそうです。 2020年までには、このシステムを市販のトヨタ車に標準搭載するといいます。かなりの情報になりますね。 「乗ればデータの泉湧く」と言うべき時代になるのでしょう。 車の位置や速度やエンジン回転数はもちろん、ワイパーの作動具合や乗車人数などもデータになります。 こういったビッグデータ収集を、「テレマティクス」と言うと書いたのは、だいぶ前のことです。 交通量や渋滞状況や天気情報も、車からのデータで解析できるようになるわけです。 ビッグデータとしての利用だけでなく、各自動車個別の、データ利用も進むことでしょう。 すでに現在、各シートにかかる重みをチェックして、そこに誰かが乗っているかどうか判断しているはずです。 助手席の人間のシートベルト着用警告は、そこに人が座っていることを感知すればこそ。 なんなら、いつもハンドルを握っている運転者の体重や体脂肪率等も計測してくれるとありがたい。 心拍数や心電図だって、計測しようと思えばできるはず。工夫すれば血圧も。 毎朝毎晩乗っている車ですから(私の場合)、健康状態をチェックする仕組みを、ぜひ搭載してもらいたい。
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