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入試の出題トラブル
- 2018/01/08(Mon) -
大阪大学の昨年の入学試験で、物理の問題に問題があった問題は、かなり問題ですね。
出題ミスそのものもさることながら、指摘を受けた大学側の対応も、遅すぎました。
本来なら合格していたはずの30人が追加合格となるようですが、それぞれ事情があり悲喜こもごもでしょう。

(1)他大学に入学していた人
いまの大学で青春を謳歌していた若者がいまさら、大阪大に転入学できますよ、と言われてもね。
うれしさ100%、というわけにもいかないでしょう。こういうことは、もっと早く決めてくれないと。

(2)浪人中の人
今期も大阪大の受験を予定していた方にとっては、腰砕けになりそうな顛末ですね。時間を返せと言いたい。
さらに上を目指して猛勉強中の受験生もいるでしょう。大阪大などに行くものかと、闘争心を燃やすかも。

入試問題作成者の不注意と、誤りに対する大学側の謙虚かつ迅速な対応の欠除が、今回の悲劇を生みました。
昨年6月と8月にも外部から指摘を受けていたのに、12月に指摘を受けるまで再検討をしなかったのは遅すぎ。

検証のため、件の入試問題をネット検索してみました。興味と暇のある方はググってみてください。
反射音で音が大きく聞こえるときの、音叉と壁の距離「 d 」と波長「 λ 」の関係を数式で表せというもの。
素直な気持ちで解くと、まず「 2d = nλ 」という式が思い浮かびますが、当初これは不正解だったようです。
大阪大の当初の正答は「 2d = (n-1/2)λ 」だったそうですが、私にはどうしても真逆にしか思えません。
今回、「 2d = nλ」も「 2d = (n-1)λ 」も「 2d = (n-1/2)λ」も全部正答にするというのも、一層不可解。

残念ながら、これ以上は私も解説する能力がありませんけど、ともかく、受験生が振りまわされたことは確か。
入試問題は、慎重な作成は当然ですが、万一誤りを指摘されたときの、その対応の早さが何より大事です。

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