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タミフルの予防投与
- 2018/01/17(Wed) -
インフルエンザの疑いのない方には、当院では原則として、抗インフルエンザウイルス薬を処方していません。
しかし、家族がインフルエンザに罹った場合に、タミフルの処方を希望する方がいます。気持ちはわかります。

抗インフルエンザウイルス薬の予防投与は、保険適応外です。自由診療(自費診療)となります。
また予防投与の対象は原則として、インフルエンザ患者に同居する高齢者か一定の持病のある方に限られます。

受験生だという社会的理由では、抗インフルエンザウイルス薬の予防投与を受けることはできないのです。
当院ではその規定を遵守していますが、医学的な理由が「少しでも」あれば、処方をするスタンスです。

(1)高熱・筋肉痛・倦怠感、周囲にはインフルエンザがいる、迅速検査で陽性
(2)高熱が出たばかり、周囲にはインフルエンザがいる、迅速検査は陰性(または未検査)
(3)微熱で元気、周囲にはインフルエンザがいる、迅速検査は陰性(または未検査)
(4)無症状、周囲にはインフルエンザがいる、未検査

私の場合、抗インフルエンザウイルス薬の処方率は、(1)ほぼ100%、(2)半々、(3)微妙。
予防投与は(4)のケースになると思います。やはり、高齢者などに限って処方するのが原則でしょう。

ところが最近、無症状だけど他院で予防投与を受けたという患者さん(しかも保険診療で!)に出会いました。
そういうコトする「親切な」医療機関が近隣にあるので、当院は融通が利かないと思われかねません。
でもやっぱり、(3)と(4)の間には、きちんと線を引きたいのです。

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