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軽症インフルが多い理由
- 2018/01/31(Wed) -
インフルエンザの流行は、いまだにとどまる気配がありません。今日も新規の罹患者が何人も来院しました。
しかし一方で、ワクチンの接種を受ける方も、まだいます。でもそれは正解。正しい対処法だと思います。

ワクチンに含まれる4つの型のうち3つが同時に流行している現状では、ワクチンの接種はとても有用です。
ただし当院のワクチン在庫もあとわずかなので、今週中には接種を終了することになるでしょう。

「今年のインフルエンザは症状が軽い」なんて、よく聞きますね。いわゆる「隠れインフル」です。
でも本当に、今年だけの特徴なのでしょうか。
去年までは、症状の軽い人は検査しなかったので、軽症のインフルに気付かなかっただけかもしれません。

今年はA型とB型の同時流行やワクチン不足などによって、過去最大級のインフルエンザ流行が起きています。
学校や家庭など、自分の周辺がインフルだらけなので、軽症でも「念のため」検査するケースが増えています。
その結果、例年よりも軽症のインフルが、たまたま見つかっている。そう考えることはできないでしょうか。

いまの隠れインフルの実体は、ここ数年いつも春先に流行している、B型(山形系統)と思われます。
そのうち軽症例が、昨シーズンまでは見逃されていたとすれば、それこそが正真正銘の、隠れインフルです。
今シーズンはそのB型インフル軽症例を、隠れさせず顕在化させただけなのかもしれません。

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