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節煙は無意味か
- 2018/02/26(Mon) -
禁煙指導のキモは「完全禁煙」であって「節煙」ではないことは、よく知られていることです。
喫煙本数と喫煙リスクは、必ずしも比例しないからです。

ある研究によれば、心筋梗塞や脳卒中のリスクは、1日1本吸うだけでも1日20本喫煙の4割程度あるとのこと。
毎日の喫煙本数を20本から1本に減らしたところで、完全禁煙に比べれば五十歩百歩だというわけです。

ある記事によると、「禁煙でやってはいけないこと」と称して、以下の4点が提示されていました。
・だんだんと減らそうとすること
・軽いたばこに変えること
・加熱式たばこ、電子たばこに変えること
・「1本くらいなら」と甘くみること

理解できる考え方ですが、しかし私は異を唱えたい。少なくとも、だんだん減らすことには意味があります。

禁煙外来では完全禁煙を指導するわけですが、そうすると脱落する人が出てきます。
「目標は0本ですが、とりあえず5本まで減らしましょうか」ぐらいのハードルの低さも大事です。
節煙すれば、まず発がんリスクが減ります。受動喫煙も減らせます。禁煙の意志を周囲にアピールできます。

医療現場での実体に即せば、理想を目指すよりもまず、一歩前進の方が重要です。
いきなり完全禁煙できる人ばかりではありません。禁煙外来も、人それぞれの対応でいいじゃないですか。

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