コンビニの客層解析
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- 2018/03/17(Sat) -
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コンビニ大手3社が、10年ぶりにレジを刷新しています。
そのうちファミリーマートとローソンが、レジの客層ボタン(年齢キー)を廃止したことが話題です。 店員が客の年齢を想像してキー入力し、それを見て客が一喜一憂するという、あのボタンですね。 実際このボタンは、客の購買内容や日時と年齢を関連づけてデータ収集・解析するための、うまい仕組みです。 ボタンの撤廃を最初に決断したファミマの目的は、レジ操作を簡略化して店員の作業量を減らすことだと。 そのかわり、Tカードを使った客のカード情報から、年齢データを拾い出そうというわけです。 たしかに、客の外見で年齢を判断するのって、かなり主観的ですよね。客を観るというのに客観的じゃない。 レジが忙しいときは、店員もテキトーにボタンを押している、という話もある(ネット情報)。 それならば、ポイントカードの年齢情報を使えばいいじゃん、という発想なんでしょうね。たしかに合理的。 しかし、必ずしもカードを使わない客層があり、データ収集が偏ることを心配する向きもあります。 現に私も以前からTカードを持ってますが、一度も使ったことがありません。じゃあなぜ持ってるのかって話。 ならば、ですよ。AIで客の年齢を判定するシステムを作ってはどうでしょう。 防犯カメラの映像などを解析して、客の年齢を瞬時に判定し、レジの時点でその情報を入れ込む仕組みです。 その客がポイントカードを使えばカード情報から年齢がわかるので、AIの判断の「答合わせ」もできます。 そのようにして、AIが日々学習を繰り返せば、年齢判断の精度はますます向上するでしょう。 これって、いいアイデアじゃないですか。ていうか、もうやってたりして。
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