選挙工作あれこれ
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- 2018/03/21(Wed) -
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習近平氏は満場一致で国家主席に、プーチン氏は圧倒的な得票で大統領に、それぞれ再選されました。
習氏は終身国家主席となり、プーチン氏は大統領4期目に突入。日本の近隣は、独裁国家だらけになりました。 とくに中国の満場一致には恐ろしいモノを感じますが、一方でロシアにはどこか、不安要素がありそうですね。 ロシア大統領選挙のインチキ投票の映像には、呆れるというか、笑えます。まるでコントじゃないですか。 選挙管理委員会は、疑惑調査の結果によっては選挙結果を無効にすると言っています。 こうなると、選挙管理委員長が不審な死に方をしないことを祈るばかりです。 選挙不正といえば、最新の話題は、英国のデータ分析会社による外国の選挙への工作疑惑でしょうか。 同社のCEOが、おとり取材に対してうっかり語った選挙工作の手口は、じつに生々しい。 政敵に不正行為や破廉恥な行為をそそのかし、それを隠し撮りして映像を公開して陥れる。 映画やドラマでよく見る工作ですが、現実の世界でも行われているというわけです。 だからこそ、権力者を脅かすような人物に降って湧いたスキャンダルには、いつもうさん臭さを感じます。 例の文科省前事務次官の人格を問題にする報道も、官邸サイドからのリークのように、つい思えてしまいます。 私たちは逆に、「そのスキャンダルで誰が得をするのか」について、常に配慮すべきなのかもしれません。
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