個人情報は集めない
- 2018/03/30(Fri) -
Facebookから5千万人分の個人情報が流出し、大問題になっています。
米連邦取引委員会の規定違反と認定されれば、罰金は1件4万ドルx5千万=2兆ドルになる可能性もあるとか。

発端は心理クイズアプリらしいですね。前からそういうのよく見かけますが、私はあまり好きじゃありません。
○○診断だとか○○テストだとかいう小さなアプリにすら、私は手を出しません。なんか怖いのです。

「私は○○点でした〜」とか「○○タイプだった〜」と投稿している人を見ると、勇気あるなあと思います。

件の心理クイズは約30万ダウンロードされ、その30万人の友達の情報までもが吸い取られたようです。
アプリをダウンロードしたユーザーは、ほぼ自動的に、友達の情報をも提供することに同意してたんですね。

このたびの情報流出事件に対して、AppleのクックCEOは、Fcebookの姿勢を厳しく批判しています。
彼は以前から、「Appleは顧客の個人情報を集めない」と明言してきました。
情報をウリにしているGoogleやAmazonやFacebookとは、Appleは一線を画すのだというわけです。

ヒット中の「Amazon Echo」や「Google Home」と、後発のApple「Home Pod」の違いがそうです。
これらのスマートスピーカーに利用者が話しかけた内容は、暗号化されてクラウドに送られます。
ただし、前2者では利用者のIDとヒモ付けられますが、Appleでは匿名化されて誰のデータかわかりません。

したがって、AmazonとGoogleからは個人情報が流出する可能性がありますが、Appleからはあり得ません。
そもそも、AppleのAIの「Siriさん」は、クラウドではなく、iPhoneやHome Podなどの内部に存在します。
本体価格は高くなりますが、「可能な限り処理はデバイス上で行う」というのがAppleのポリシーなのです。

いまからの時代、個人情報は企業の宝であり財産なのですが、Appleは愚直とも言える姿勢を貫いています。
「個人の嗜好や交友関係やサイト閲覧歴を知る能力は、この世に存在すべきではない」
「顧客情報から大金を稼げただろうが、Appleはそれをしないことを選んだ」
クックCEOのこれらの発言は、立派だと思います。

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