名前が回文
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- 2018/05/14(Mon) -
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個人が特定されては困るので具体的には書けませんが、名前が回文の方に出会いました。
回文というのは、上から読んでも下から読んでも同じになる言葉、のことですね。 たとえば「成田里奈(なりたりな)」とか「今井麻衣(いまいまい)」みたいな名前です(←これは例です)。 そうそう、「木ノ葉のこ」なんて人もいましたね。 「秦文枝(しんぶんし)」とか「竹藪焼太(たけやぶやけた)」なんて名前も、まさに伝統的回文名です。 そこで、登録患者数が23,908人の当院の患者データベスの中から、回文名の方を探してみました。 まず、回文検索用の関数を考える必要がありますが、これはさほど難しくはありません。 「せい」フィールドと「めい」フィールドにおいて、 「せいの最初の文字=めいの最後の文字、かつ、せいの2番目の文字=めいの最後から2番目の文字」 で検索できるように仕組んだところ、候補が22名まで絞り込まれました。 しかしこのうちの回文名は、たったの2人でした。その確率は、およそ1万2千人に1人ということになります。 その2人のうち1人は、姓が4文字・名が3文字の、かなり高度な回文でした。 私の名前で例えて言うなら、「鶴原春津(つるはらはるつ)」みたいなものです。 そのお子さんのご両親は、命名の際にはきっと、回文を意識したことでしょうね。私なら絶対そう。
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