「電話回線の調査です」
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- 2018/07/09(Mon) -
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銀行やカード会社やその他の様々なサイトから、毎日のようにメールが送られてきます。しかもしばしば、
「○○カードを装った不審なメールにご注意ください」 などという注意喚起が冒頭に記載されていますけど、あんたこそ不審メールじゃないって証拠、あるの? 「このメールは安全です」と書いてあっても、そのまま信用できるような時代じゃありません。 自分は怪しくないという人間ほど、あやしい。見方のフリして近づいてくるヤツこそ、避けるべき相手です。 映画『ゴッド・ファーザー』で、ドン・コルレオーネがマイケルに言い遺した言葉を思い出します。 「仲介話を持ってくるヤツが裏切り者だ」 最近、NTTのフレッツ「光プレミアム」から「光ネクスト」への切替を促す郵便物が届きました。 念のためネットで確認すると、たしかにNTT西日本がそのキャンペーンを行っているようです。 そのダイレクトメールの番号に電話して申し込むと、NTTの業務受託業者が回線の予備調査に来ました。 人の良さそうな2人でしたが、しかし、あれこれやりとりしていると何か違和感があるのです。 専門的な話が微妙にかみ合わないし、やたらとプロバイダのパスワードを聞きたがる。 まてよ。NTTのキャンペーンを利用した詐欺郵便に、私はまんまと引っかかったんじゃなかろうか。 彼らが端末の脇であれこれ作業している間に、私はコッソリとNTT西日本に電話を入れてみました。 こんどは、NTT西日本のサイトに記載されている電話番号に電話したので、間違いはないでしょう。 事の顛末を話し、私が申し込んだ電話はフィッシングじゃないのか、その業者は大丈夫か、確認してほしいと。 しばらくして、NTTの方から折り返しあり。「大丈夫です。作業を進めてください」 ありゃ、そうですか。疑ってスミマセン。専門的な話がかみ合わなかったのは、単に私の問題だったようです。
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