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名医が買っている市販薬
- 2018/07/30(Mon) -
「名医20人が自分で買って飲んでいる『市販薬』実名リストを公開!」(週刊現代)
この手の週刊誌記事を鵜呑みにする方は少ないとは思いますが、ホント、非科学的で問題の多い記事ですね。
本来は読む気にもならないのですが、患者さんに尋ねられた時のために、目を通してみました。

某有名医師は「20歳くらいのときからバファリンAを安心して使っている」そうです。
ある1人の医師が、ある薬を「安心して」飲んでいるからといって、それに何の科学的根拠があるのでしょう。
しかしこのような「個人の意見」でも、特集を組んで記事にすれば、それなりの説得力が備わってしまいます。

バファリンAの成分は「アスピリン」。子どもには原則として飲ませられない薬です。
なのにどうして、「安心して飲める」という個人の意見を、そのまま記事に使うのでしょうね。
子どもが使える消炎鎮痛剤は「アセトアミノフェン」だけなのに。

ある医師は「単なる対症療法にすぎない(略)総合感冒薬は服用しないし薦めない」と言っています。
そんなことはわかってます。
しかし、根治療法だけが治療ではありません。対症療法でも、それが必要な状況なら行う価値はあります。
のどが痛くて物が食べられないとか骨折して激痛があるとき、鎮痛はあくまで対症療法ですが、有意義です。

「私の場合、効き目が強すぎても困るので、処方薬はなるべく使わず、市販薬を飲んでいます」という医者。

アホですか。処方を受けておきながらその薬は飲まないと、医者がもっともらしく語ってどうしますか。
効き目が強すぎるのならその処方が悪いだけ。処方医との意思の疎通ができてない証でしょう。

こう考えてみると、「医者の個人的意見」というのが、いちばん有害な情報ですね。

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