マックとミスド
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- 2018/10/15(Mon) -
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こんどこそ、消費税率が上がるのでしょうか。来年10月から、ついに10%になる方向のようです。
まあ、まだ確定じゃないですけどね。政治的駆け引きで、直前になってまた延期されるかもしれませんから。 今回は軽減税率が導入されるので、前にも書いた通り、けっこう面倒なことになりますよね。 「テイクアウトは軽減税率で、イートインは標準税率」って規定の線引きには、ツッコミどころ満載です。 たとえばファストフード店で節税したいなら、とにかくいったん店の外に出ることでしょう。 「軽減税率が適用される取引かどうかの判定は、飲食物を提供する時点で行う」と国税庁のサイトにあります。 つまり、店員の「お持ち帰りですか」に対して「はい」と答えた時点で、軽減税率確定ってことでしょう。 そのあと気が変わって店内で食べたとしても、それは持ち帰りのバーガーをたまたま店内で食べたに過ぎない。 たぶん店内には、「お持ち帰りのバーガーは、店内では食べないでください」みたいな掲示が出るでしょうね。 だから商品を買ったら、いったん外に出るのです。となると、駐車場の車の中で食べる人が出てきますね。 すると「お持ち帰りのバーガーは、駐車場では食べないでください」という掲示が張り出されますね、きっと。 あるいは、モスのバーガーを買ってきて、マックの店内に持ち込んで食べるヤカラが現れるかもしれません。 こうなると、税率はともかくとして、迷惑行為ですね。 でも、店側が故意に他店の商品を持ち込ませ、食べる場所を提供するサービスなら、登場するかもしれません。 たとえばファストフード店が隣接している場合、両店が結託して、互いの店内で食べさせるという手もある。 当院の隣にあるサンピアンだと、マクドナルドとミスタードーナツの店舗がちょうど、向かい合ってます。 この場合、マックのバーガーをミスドで食べれば、当然、持ち帰り扱いなので軽減税率が適用されますよね。 「イートインの方は当店で、テイクアウトの方はあっちの店で食べてください」 店員がそのように案内し、客はゾロゾロと向かいの店に移動する。面白い風景ですね。
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