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高感度インフル検査
- 2018/10/19(Fri) -
インフルエンザがボチボチ出始めました。近隣の某中学校で流行しているとの情報もあります。
治療の前段階として、外来でインフルエンザかどうかを診断するための迅速検査法も、徐々に進化しています。

最近はとくに、発症(発熱)からの時間経過が短い方でも判定できる、高感度の検査法が広がりつつあります。
当院も遅ればせながら、高感度で判定できる新しい検査装置を購入しました。
これによって、「発熱したばかりなので明日また来てください」と言うことは、今後少なくなるはずです。
もちろん、病状や状況を考慮して、インフルエンザの可能性がある方しか、検査はしませんが。

「5秒で正確判定可能なインフルエンザ検査機器を発売」 先日、医師系サイトでこんな記事を目にしました。

大塚製薬とデンカ生研が発売した、読み取り装置「クイックナビリーダー」です。
5秒とは驚異的。これはインフルエンザ診療にパラダイムシフトを起こすのではないか、とさえ思いました。

ところが、違うのです。5分間待ってから読み取り装置に挿入したら、5秒後に表示が出るという意味でした。
装置の動作時間が5秒というだけであって、検査全体に要する時間は別です。これって誇大広告じゃないの?

新型インフル流行の頃からでしょうか、インフルエンザの検査がやや過剰で、世の中が神経質になっています。
幼稚園や学校のみならず一般企業までが、念のためのインフルエンザの検査を求めます。

これは、医療費の無駄遣いというだけにとどまりません。早すぎる検査には別の問題もあります。
陰性判定=インフルエンザではない、とのお墨付きを与えることになりかねないからです。
そのような、偽陰性問題を解消する意味でも、高感度検査装置には期待しているところです。

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