風呂とユンケル
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- 2018/10/28(Sun) -
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昨夕は突然、ひどい寒気に見舞われましたが、このような場合の私の対処法は、ほぼ定着しています。
(1)熱い風呂 (2)ユンケル黄帝液 発熱の不快感は、熱が上がりきったときの暑さではなく、発熱直前から熱の上昇中にかけて感じる悪寒です。 そしてその発熱の目的は、免疫系を活性化することです。 ならば、早く熱を上げてしまえばいい。だから寒気がしたらすぐに、熱い(かなり熱い)風呂に浸かるのです。 そうして体温が上がれば、体はそれ以上熱を上げる必要がなくなり、寒気も消え、気分が改善します。 ユンケル黄帝液と言えば、値段が高いぶん効果がありそうなドリンク剤ですね。私の経験上、効きます。 中国古代の「黄帝」にちなんで「黄帝液」です。「皇帝液」じゃありません。「口蹄疫」でもない。 黄帝というのは、私の好きな古代中国史に出てくる「夏・殷・周」王朝時代よりも前の、神話時代の帝王です。 「殷」は、20世紀になってその実在が証明された王朝であり、中国の最初の王朝だと私は学校で習いました。 今では「夏」が実在したことも証明されつつありますが、さすがに黄帝の時代はどうなのでしょう。 「黄帝を実在の人物と考えている人は、神武天皇を実在の人物と考えている人よりも少ないのではないか」 陳舜臣氏がそのように書いていました。 そんな伝説中の存在ですが、文字・衣服・家屋・暦・医学などの人類文化を創造した人物とされています。 東洋医学において、黄帝は始祖的な位置付けであり、ユンケルに名を冠する理由はそれでしょう。 ちなみに西洋医学の父といえば「ヒポクラテス」です。 ヒポクラテスは紀元前400年ごろの人ですが、黄帝はそれより2千年前の人物。そこが中国のすごさですね。
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