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予防接種歴は国が管理を
- 2018/11/02(Fri) -
お子さんが予防接種をした際には、母子手帳にその詳細を記録する必要があります。
なので予防接種の日には必ず母子手帳を持ってきてもらうのですが、忘れて来る方がしばしばおられます。

このような場合の母子手帳の意義は、
(1)確認:これまでのワクチン接種歴をチェックして、本日のワクチン接種が適切であることを確認します
(2)記録:所定欄に、日付・ワクチン名・ロット・有効期限・医療機関名・接種部位・量などを記載します

母子手帳がなければ確実な確認ができず、過誤接種の元となります。本来なら接種を見合わせるべき状況です。
保護者の記憶に頼って接種したら同じワクチンを2度接種してしまったケースなどは、よくある話です。

定期予防接種の予診票は、月ごとにまとめて、翌月初めに医師会経由で保健所に提出します。
保健所は、市内のすべてのお子さんの予防接種データを管理しています。

母子手帳忘れの方の接種歴を確認したい場合、保健所に電話すれば接種歴等のデータを教えてくれます。
ところが、当院は土日祝日診療してるので、問い合わせたい日はしばしば、保健所が休みなのです。

ご近所の方なら、母子手帳を自宅に取りに戻ってもらうこともありますが、それが難しい場合もあります。
面倒なことをお願いして、それじゃあ今日の接種はやめときます、となることは避けなければなりません。
母子手帳の確認も大事ですが、ワクチンを早く接種して免疫を付けることもまた、重要だからです。

当院では独自の予防接種データベースを作成してはいますが、そのデータにも限界はあります。
新たに来院したお子さんや、たまに接種に来る程度の方には、まったく無力です。

もう何度も書いてきたように、子どもの予防接種歴については、国がそのデータを一元管理すべきです。
医療機関が国のデータベースにアクセスして、接種歴などがいつでも、日曜日でもわかるようにしてほしい。

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