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高齢者ワクチン継続へ
- 2018/11/04(Sun) -
高齢者の「肺炎球菌ワクチン」の定期接種は、来年度も継続されることになりました。当然のことです。

65歳以上の、5の倍数の年齢の高齢者を対象とした経過措置は、今が5年目の最終年度です。
理論的には、これで全高齢者に接種機会を与えたことになる、というのが当初の厚労省のもくろみでした。
ところが実際には、接種率は40%程度でした。このままでは、66歳以上の方の接種率は、永久に40%です。

ワクチン不足を恐れるあまりに接種対象を制限しすぎて失敗するという過ちを、厚労省は繰り返したのです。

もくろみの外れた厚労省は、このまま経過措置を終えて良いのか、再検討を始めています。
こうなることは、誰もが予想できていたことです。まず、経過措置のデザインが間違っていたのです。つまり、

(1)「5の倍数の年齢が対象」と聞いて、「5年後まで待って次の機会に接種しよう」と考える人もいた
(2)「接種機会は生涯一度だけ」と聞いてなおさら、「今ではなく5年後に接種しよう」と考えた

そのように誤解している方に、私は実際に何人も出会いました。とにかく、接種対象の規定がわかりにくい。
さらに、インフルエンザの定期接種の3倍以上もする、4600円の接種料金(熊本市の場合)も高いですね。
インフルエンザは毎年のこと、肺炎球菌ワクチンは1度っきりの接種とはいえ、負担感は大きいものです。

来年度以降どうするべきか、厚労省の審議会は年内に結論を出すとしていますが、気の利いた答えは出るのか。

公平のため、いまさら接種料金は変えられませんが、「満年齢で65歳以上全員」を対象とすべきでしょう。
60%の未接種者のうち何割の方が接種するかはわかりませんが、ワクチン不足になんか、なりゃしませんよ。

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