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アクティベーション
- 2018/11/11(Sun) -
最近、某銀行のスマホアプリを導入しようと説明画面を見ていたら、次のような記述に出くわしました。
「アカウント登録画面にて活性化した『メールで認証コードを受け取る』ボタンを押す」
普通なら「アクティベートした」と書くところを「活性化した」ですよ。なんとも古風というか、むしろ新鮮。

一般にPCソフトやスマホアプリの初期登録段階では、「アクティベーション」が必要になることがあります。
正規ユーザとしての認証を受けて初めて、そのソフトウェアが使えるようになる仕組みです。
ネット接続下にソフトを起動して、シリアル番号などを入力すると、利用制限が解除されます。

90年代頃までは、そのような巧妙で実効性のあるライセンス認証の仕組みがありませんでした。
ソフトなど、そのシリアル番号さえわかれば、何台のパソコンにでもインストールすることができました。
なので基幹病院でも大学病院でも、廻りを見回せばパソコンソフトはコピーだらけでした。

ところが私には妙に潔癖症なところがあって、使うソフトは必ず正規購入していました。もちろん自腹です。
「Photoshop」も「Illustrator」も、その他いろいろ全部買いました。所有欲を満たすためかもしれません。

ソフトを入手するのに金を払うのは今では当たり前のことですが、当時は一部の奇特な人間のすることでした。

とは言え、自分だけ出費がかさむのも不愉快で、ある時、PCソフトの著作権管理団体にメールしたのです。
「インストールしたソフトは、ネット接続してメーカー認証を受けて初めて使える仕組みにしたらどうか」と。
まさにこれこそ、今で言う「アクティベーション」の概念です。

その2,3年後ごろからでしょうか、PCソフトやOSに軒並み、アクティベーションが導入され始めたのは。
もしや私のメールのアイデアをパクったのだとしたら、私はこう言いたい。「ライセンス料よこせ」と。
過去20年間の、世界中のPCソフトの売上の1%でよいです。たぶん、1兆円。

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