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ワクチン不足の謎
- 2018/11/22(Thu) -
インフルエンザワクチンが昨年不足したのには、それなりの理由がありました。
そこで今シーズンは同じ轍を踏まないように、厚労省もメーカーも十分配慮して臨んできたはずです。
ワクチン供給量は、一昨年以前の5年間の平均使用量(2,592万本)を上回る2,650万本を見込んでいました。

「ワクチンを適切に使用すれば、不足は生じない状況と考えられるのではないか」と厚労省は言ってました。

ところがフタを開けてみると、やっぱり足りない。今年も足りない。
そもそも、「ワクチンを適切に使用すれば」っていうのが、絵に描いた餅なのです。

薬品卸の説明を信じるなら、現時点では卸にすら、まともにワクチンが届いていないようです。
どうやら、メーカーが出荷制限をしているらしい、などと推測されています。

悪気は無いのです、きっと。メーカーは欠品が怖いのです。小出しに計画的に出荷したいのでしょう。
しかし、ことインフルエンザワクチンに限っては、小出しはダメです。むしろ一気に放出すべきです。

ワクチンが市場に潤沢にあれば、各医療機関は特段の制限をせずに、希望者全員に接種することが出来ます。
いわゆる「品薄商法」と逆で、流通量に余裕があれば、余計な備蓄や取り合いなども起きないものです。
予防接種は滞りなく行われ、希望者が希望の時期に接種でき、日本全体の免疫獲得が早まることでしょう。
その結果、大流行が食い止められるかもしれません。

ところが、誰かが流通を制限し始めると、あちこちで連鎖的に備蓄が始まり、品不足が加速します。

ワクチンの需給バランスは、ギリギリじゃダメなのです。2年前までのように、多少余るぐらいでいいのです。
国が接種ペースをコントロールしようとすると、ロクなことはありませんね。

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