イヤホン付けて自転車
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- 2018/11/29(Thu) -
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イヤホンを付けて自転車に乗った男性が「ひき逃げ」容疑で逮捕された事件は、私には少しショックでした。
なぜなら、今年の10月ごろまで私は、「 AirPods 」(耳うどん)を装着して自転車通勤していたからです。 周囲の音が聞こえるようにボリュームは小さくしていましたが、やはりいけませんね。もうしません。 男性は自転車で路地から飛び出して自動車と接触し、その自動車が急ハンドルを切って女性をはねたようです。 女性をはねたのは自動車ですが、その原因を作った自転車の男性がイヤホンしていて多分、不注意運転ですね。 しかも男性は医師。事故自体も問題ですが、救護もせずに現場から逃げたので大問題になってしまいました。 男性を擁護する気はサラサラありませんが、イヤホン装着が事故原因だったのかどうかは、別問題に思えます。 音楽に熱中していたとか、周囲の音が聞こえなかった可能性を言うのなら、自動車だって似たり寄ったりです。 なにしろ車は自転車よりもはるかに周囲の音が聞こえないし、音楽やラジオを聞きがら運転するのも当たり前。 スマホ片手の運転は言語道断ですが、たとえ電話がハンズフリーでも、運転への集中力を確実にそぐでしょう。 車内の会話で盛り上がっても運転に影響するでしょうから、1人で運転する自転車の方がよっぽどマシです。 だから思うのです。問題の本質がちょっとズレてないかと。 今回事故を起こした男性は、イヤホンよりもまず、一旦停止と左右確認義務違反の方が本質的な問題でしょう。 もしもイヤホンを付けてなかったら、ちゃんと一旦停止したのでしょうか。私にはそうとは思えません。 まして、救護義務違反はまったく別次元の犯罪です。 とは言え、イヤホンを付けたまま自転車に乗るのは、安全運転意識の欠如をアピールするようなもの。 たとえ安全運転をしている自信があったとしても、常識としてイヤホンは避けなければなりませんね。
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