そば湯
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- 2012/06/23(Sat) -
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そば湯ってありますね。私はあれが苦手です。
飲み方の流儀さえも、つい最近までわかっていなかったぐらいです。 こどもの頃にも学生時代にも、そば屋さんに行く機会があまりありませんでした。 なので大人になって1人でそば屋に行って、初めてそば湯を出されたとき、途方に暮れました。 「そば湯はいかがしますか?」多分そんな風に尋ねられ、「あ、お願いします」とでも応えたのでしょう。 注ぎ口の付いた容器に入れられて、その「そば湯」なるものがテーブルに届きました。 「熱いので気をつけて下さい」と注意点が告げられたので、それが熱いものであることはわかりました。 しかしいつまで待っても、その熱いものを注ぐべき湯飲みや皿の類が出てこない。 それとなく周囲の客を見回しても、参考になる光景なし。ヘンなことして恥をかきたくはない。 君子危うきに近寄らず。結局、そば湯には手を付けずに退席。 「そば湯は・・・」と追いすがる店員に、「あ、急用を思い出したので」と慌てて立ち去る私。 それ以来長い間、そば屋に行けば必ず最後には、急用を思い出してそそくさと退店するという人生でした。 インターネットの時代になり、そば屋における作法全般については、だいたい調べがつきました。 となれば、実践あるのみ。最近ついに、某店でそば湯を飲んでみました。 栄養豊富だそうです。名店のそば湯は本当においしいという話も聞きます。 ただまあなんといいますか、我慢して飲むものでもないし。そばつゆの塩分も気になるし。 |
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