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風疹ワクチンの接種控え
- 2018/12/16(Sun) -
風疹対策として、来年から成人男性への「定期接種」が始まる話は、先日書きました。
となるとワクチン不足が心配だとも書きましたが、もうひとつ、私が気になるのは「接種控え」です。

ワクチンが新たに定期接種化、無料化、あるいは改良されるときにはいつも、接種控えが問題となります。
無料になってから接種しようと動きは、子どもの予防接種において、過去に何度も経験してきたことです。

2年前に始まった「B型肝炎ワクチン」の定期接種では、制度が始まるまで接種を待つ事例が見られました。

「小児用肺炎球菌ワクチン」が新ワクチンになった5年前にも、接種控えが危惧されました。
それを防ぐために、国と医薬品業界と医療機関は、新ワクチンの存在をずっと秘密にする作戦で臨みました。
そのXデー前日までは旧ワクチンをしれっと接種し続け、Xデーから突然、新ワクチンに切り替えたわけです。
このやり方が妥当だったのか、いまでも疑問は感じます。

さて目の前の問題は風疹ワクチンです。風疹抗体価が陰性の方には、ワクチンの接種が推奨されます。
熊本市民の場合、現状では市からの助成が4千円ほど出ます。これが来年4月からは完全無料になるわけです。

もちろん、4月まで待たずに今すぐ接種するのが医学的には正しい。接種が遅れれば免疫獲得も遅くなります。
でも、もうじき無料になることがわかってるのに、あえて自己負担していま接種するかどうかは、悩みどころ。

だから国は、4月から定期接種にするなどという悠長な事を言わず、いますぐ無料にすべきなのです。
諸事情によりそれが無理なら、定期接種が始まるまでの暫定措置として、接種費用は償還払いとすべきです。
万一そうなったときのために、いま風疹ワクチンを接種している方は、必ず領収証を保存しておきましょう。

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