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ワクチンと副作用
- 2012/06/25(Mon) -
予防接種に対して慎重または懐疑的になっている方の、いちばんの心配事はワクチンの副作用です。
よく「副反応」という用語を使いますが、そんな言い換えをするからかえって、ごまかしを感じさせるのです。
ワクチンも薬ですから、他の医薬品と同様に、副作用を起こす可能性はあります。

ただし、病気を治すための薬ではないので、次の2点で問題になります。
(1)健常人に対して接種する。
(2)接種しなくても、必ずしも健康上の不利益を被るわけではない。

接種後に重大な副作用が起きたときに「接種しなければ良かった」と悔やむのは、(1)のためでしょう。その感情は理解できます。
問題は(2)です。
接種せずに病気にかかるリスクと、接種して副作用を被るリスクを、天秤にかける人が多いのです。
そもそも予防接種が成立しているのは、接種するメリットの方が大きいからです。議論の余地はないはず。
なのになぜ、天秤にかけるのか。

それは、定期接種と任意接種が混在することが原因ではないかと、私は思います。すなわち、

国が法律で規定している定期接種は、必要性と安全性に「国のお墨付き」がある。
一方で任意接種は、優先順位が低いか、何か理由があるから定期接種にはなっていない。
必要性も安全性も定期接種には劣るのではないか。

現行の制度では、このような印象を与えているような気がしてなりません。
だから任意接種ワクチンは、それがたとえ無料化されても、接種率がなかなか上がらないのです。
水痘やおたふくかぜのワクチンのように、有料のものであれば、なおさらです。

こども対象のワクチンは、全部、さっさと定期接種化してもらいたい。

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