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ゾフルーザ首位
- 2019/02/05(Tue) -
抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」の、昨年10〜12月の国内販売シェアが47%だと聞いて、驚きました。
当院での処方人数の割合は、正確に集計したわけではありませんが、イナビルとタミフルが大半だからです。
子どもへの処方が当院では多いこともあって、現時点で錠剤しかないゾフルーザの処方割合は多くないのです。

抗インフルエンザ薬として何を処方するかには医師の裁量が大きく、患者の選択は医師に誘導されがちです。

「今シーズンは1回飲むだけで済む新薬が人気ですね。実際、早く良く効く印象がありますが、どうします?」
と勧められたら、ゾフルーザを選ぶ方が多いでしょうし、
「新薬は値段が高いのと、耐性ウイルスが出て薬の効きが悪い問題も報じられてますが、どうします?」
と説明されたら、従来の薬でお願いします、となるかもしれません。

患者さんがどの薬を希望しているかを察知し、その薬がまさにオススメです的な説明をするのが最善ですかね。

ゾフルーザの値段だけが引っかかるという方には、イナビルとの差額は3割負担で150円です、と説明します。
体重80キロ未満の方なら、両者に大きな価格差はないのです。ていうか、もともとイナビルも高いのです。

効くのなら安い方がいいな、という方なら、迷うことなくタミフルのジェネリックをお勧めします。
もしも80キロ以上の方なら、ゾフルーザとの価格差は7倍以上、3割負担で2400円以上の差が生じます。
でも逆に、80キロ以上の方がよく効く薬をくれと言うのなら、体重比例で処方できるゾフルーザが有利かも。

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